ブラッターFIFA会長に「ノーベル賞を」 プーチン氏

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ロシアのプーチン大統領(左)とFIFAのブラッター会長

ロシアのプーチン大統領(左)とFIFAのブラッター会長

(CNN) 2018年にサッカーワールドカップ(W杯)の開催が予定されているロシアのプーチン大統領が、汚職疑惑に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長について、ノーベル賞にふさわしい人物と語ったことが29日までに分かった。スイスの放送局RTSが放送したプーチン氏とのインタビューで明らかになった。

プーチン大統領とブラッター会長は25日、ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたW杯予選抽選会に参加し、壇上に2人で並ぶ場面もあった。

プーチン氏は、ブラッター会長がどのノーベル賞にふさわしいのかについては言明しなかった。

プーチン氏はインタビューの中で、ブラッター会長のように国際的なスポーツ団体を率いる人物は特別な注目を浴びたり、感謝の念を受けたりするのにふさわしいと指摘。「ノーベル賞を受賞するのにふさわしいのは、そういった人々だ」と語った。

ブラッター氏はFIFAの汚職疑惑について、不正は行っていないとしているが、会長職からは退くことを明らかにしている。会長選は来年2月に行われる。

プーチン氏はRTSとのインタビューのなかで、米当局が世界各地のFIFA幹部を追及していることを批判。汚職追及の仕方をみていると、18年や22年のW杯をめぐる戦いがまだ継続しているかのように思われると指摘した。

米国は22年W杯の開催地として名乗りを上げたがカタールに敗れている。18年のW杯をめぐっては英国を構成するイングランドが名乗りを上げていた。

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