フィル・コリンズ、4年ぶりに音楽活動を再開
(CNN) 4年前に「引退宣言」をしたミュージシャンのフィル・コリンズが、音楽活動を再開することを明らかにした。
ローリング・ストーンズ誌によれば、現在新作ソロアルバムと復帰ツアーの準備が進んでいる。「心がうずうずしている」と、コリンズは同誌に意欲を語った。
『見つめて欲しい』や『恋はあせらず』といったソロヒット曲、そして人気バンド「ジェネシス」の元メンバーとしても知られるコリンズは64歳。長年ドラムを叩いていたことによる背骨の大手術から回復しきっておらず、大規模なコンサートツアーは期待しない方がよさそうだ。
コリンズは「あまり長いツアーをやりたいとは思わないが、オーストラリアや極東へ行くならスタジアムでの公演がいい。それしか方法がないからね。ただ一方で、シアターでやりたい気持ちもある。そのうち分かるよ」と話した。
過去のソロアルバムのリマスター版の発売準備も進んでいる。ソロデビュー作『夜の囁き』(1981)や『ボース・サイズ』(83)のデラックス・エディションは来年1月に発売予定だ。