世界各地で新テーマパーク、続々開園へ
アトランタ州の施設は「ハンガー・ゲーム」シリーズの大半が撮影されたアバトロン・パーク内に建設される見通しで、ファンにとっては究極のテーマパークになりそうだ。一方、中国の施設は、マカオに建設が予定されている2万2000平方メートルの屋内「体験センター」の一部。「ハンガー・ゲーム」のほか映画5作品を題材にした乗り物が設けられる見込みだ。
待ちきれないというファンのためには、UAEで16年後半に開園される「モーションゲート・ドバイ」の一角でも、同映画のテーマパークが作られる予定だ。ライオンズゲートはまた、映画「トワイライト」シリーズを基にしたアトラクション施設の建設を計画中とも取り沙汰されている。
20世紀フォックス社がテーマパークに同社の名義を貸与するのは今回が初めてではなく、マレーシアにある「20世紀フォックス・ワールド」が最初。こちらはレジャー大手のリゾート・ワールド・ゲンティンと共同で建設が進められており、17年に開業予定だ。映画「猿の惑星」や「ナイト・ミュージアム」などを基にした乗り物25種類を扱う見通し。
フォックス社のドバイ施設の推定コストは明らかにされていないが、米紙ニューヨーク・タイムズによると、投資額は8億5000万ドルを超えるという。またドバイのアル・アハリ・ホールディングと新たに契約を結び、別の場所でもフォックス社のブランドを持つリゾート施設3件が開園する見込みだ。