「フォースの覚醒」エイブラムス監督、公開に「心から安堵」
ロンドン(CNN) スター・ウォーズのシリーズ最新作「フォースの覚醒」を手がけたJ・J・エイブラムス監督が18日の劇場公開に合わせて記者会見し、「この作品を世に出すことができて本当にホッとした」と胸をなでおろした。
同作品はプレミア上映会で絶賛を浴び、エイブラムス監督は「数年がかりで何千人もの人たちが睡眠時間を削り、家族にも会わずに制作に没頭してできた作品。送り出すことができて心から安堵(あんど)している」と語った。
脚本家のローレンス・カスダン氏も、「私たちが望んだものにこれほど近い作品が出来たのは奇跡だ」と仕上がりに満足そうな様子だった。
カスダン氏は過去のシリーズ作品のうち「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」も手がけた脚本家。エイブラムス監督とのコンビでは、とにかく「面白さ」を追求したと打ち明け、「私たちが(シリーズ第1作の)『エピソード4』に心を打たれたのはそれに尽きる。あれは面白くて愛着を感じさせる魅力的な映画だった。だからあれを復活させたかった」と作品に込めた思いを語った。