米NBA新人選手、銃で撃たれ死亡 入る部屋間違え撃たれる
(CNN) 米プロバスケットボール(NBA)ニューオーリンズ・ペリカンズのブライス・デジーン・ジョーンズ選手(23)が28日未明、テキサス州ダラス市内のアパートで銃撃を受け死亡した。
担当エージェントによると、デジーン・ジョーンズさんはこのアパートに住む恋人の部屋と間違え、別の部屋に入ってしまったとみられる。
警察の報道官によると、住人の男性はだれかが玄関のドアをけって入って来るのを聞き、声をかけたが返事はなかった。さらに自分の寝室のドアがけり破られたため、発砲したと話している。
撃たれたデジーン・ジョーンズさんはその場に倒れ、地元の病院へ運ばれたが死亡した。男性が起訴されるかどうかは明らかでない。
エージェントの話によれば、デジーン・ジョーンズさんは同日、恋人の女性との間に生まれた娘の1歳の誕生日を祝うためにダラスを訪問。女性が引っ越した新しいアパートを初めて訪ね、いったん外出してから遅い時間に戻った。この時、4階にある女性の部屋でなく、真下の3階の部屋に侵入してしまったという。
ロサンゼルス出身のデジーン・ジョーンズさんはアイオワ州立大学などでプレーし、今年2月にペリカンズと契約。昨シーズンは手首の骨折で退くまで14試合に出場した。ペリカンズは声明で「将来有望な若者の命が失われた悲しみに打ちのめされている」と弔意を表した。
Please keep Bryce’s family and friends in your prayers during this difficult time https://t.co/5DCXUOFL0I pic.twitter.com/HToZJ4tRSu
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) 2016年5月28日