ゴルフ界の「キング」、アーノルド・パーマーさん死去 87歳
(CNN) 数々の大会で優勝を飾り、ゴルフ界の「キング」と称されたアーノルド・パーマーさんが25日、87歳で死去した。全米ゴルフ協会が明らかにした。
3歳でゴルフを習い始めたパーマーさんは、生涯で90を超えるトーナメントで優勝。特に権威があるとされるメジャー選手権ではマスターズ・トーナメントを4回(1958、60、62、64年)、全米オープンを1回(60年)、オープン選手権を2回(61、62年)制覇している。
パーマーさんが君臨した1960年代、ゴルフはスポーツとして世界的な人気を獲得した。またパーマーさん自身は、ゴルファーとして100万ドル(現在のレートで約1億円)の収入を得た最初の選手となった。
パーマーさんはゴルフの実力のみならず、そのルックスやファッションセンスの良さでもファンやマスコミから常に注目を集める存在だった。