モスクワに大規模ドローン攻撃、米・ウクライナ協議の直前に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ドローン攻撃によって火災が発生した住宅=11日、ロシア・モスクワ州/Governor Andrei Vorobyov/HANDOUT/Reuters

ドローン攻撃によって火災が発生した住宅=11日、ロシア・モスクワ州/Governor Andrei Vorobyov/HANDOUT/Reuters

(CNN) ロシア国営タス通信は11日、首都モスクワがドローン(無人機)による「大規模な」攻撃を受けたと伝えた。

ロシア側は「敵」からの攻撃だと発表した。この表現はウクライナを指してよく使われる。

事実が確認された場合、モスクワへの攻撃としてはロシアのウクライナ侵攻開始以来で最大級の規模と位置付けられる。

タス通信はロシア当局者らの話として、モスクワへ向かって飛ぶドローン少なくとも337機が撃墜され、同市周辺で少なくとも1人が死亡、3人が負傷したと報じた。モスクワのソビャーニン市長によれば、落下した残骸で複数の建物が損傷した。

ロイター通信はロシア航空監視機関の話として、モスクワ市内の2空港が安全上の理由で閉鎖を余儀なくされたと伝えた。

この日はサウジアラビアで、米国のルビオ国務長官、ウォルツ大統領補佐官らと、ウクライナの大統領補佐官、外相、国防相が協議する予定。

モスクワでは今まで、ウクライナによる昨年11月の攻撃が最大規模だった。この攻撃ではロシアがウクライナのドローン34機を撃墜したと発表。女性1人が負傷、家屋2棟が炎上し、上空が一時閉鎖された。

昨年9月にも、ロシアがモスクワ近郊でウクライナのドローン少なくとも20機を撃墜したと発表し、少なくとも1人が死亡していた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]