W杯ロシア大会、マスコット最終候補 トラ・オオカミ・ネコ
(CNN) ロシアが2018年に主催するサッカーのワールドカップ(W杯)本大会の組織委員会などは25日までに、同大会の公式マスコットの最終候補となるデザイン3点を公表した。
宇宙服姿のトラ、ゴーグルを頭にひっかけたオオカミにネコの各デザインとなっている。インターネットで投票を呼び掛け、最終結果は今年10月21日のテレビの生中継番組で発表される。
マスコットの選定は昨年から始まり、ロシアのデザイン専攻の学生がアンケート調査で選ばれた10種類のキャラクターに基づく作品を提出。その後、審査委員会でトラなどの3点に絞り込まれていた。
W杯本大会でマスコットが正式に披露されたのは1966年のイングランド大会における「ワールドカップ・ウィリー」と呼ばれたライオンが初めて。これ以降の12大会でそれぞれ登場し、82年のスペイン大会では果物オレンジをかたどったキャラクター、86年メキシコ大会では特産のトウガラシを素材にしたキャラクター、2014年のブラジル大会では動物のアルマジロなどが選ばれていた。