プーチン氏、米のFIFA捜査非難 自国開催のW杯にらみ

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ロシアのプーチン大統領

ロシアのプーチン大統領

(CNN) ロシアのプーチン大統領は30日までに、国際サッカー連盟(FIFA)幹部らが試合の放映権などをめぐって賄賂を受け取っていたとされる事件に触れ、米国はFIFAの問題に干渉すべきではないとの考えを示した。

今回の事件捜査は、米国とスイスの司法当局などが主導している。FIFAの本拠はスイスにある。

プーチン氏は今回の米国側の動きについて、他国に権力を行使しようとする新たな試みと批判。また、米当局によるFIFAの不祥事の捜査は、ロシアが2018年に主催するワールドカップ(W杯)本大会への揺さぶりもにらんでいるとの考えも示唆した。

18年大会の開催は、大統領職に返り咲いたプーチン氏の大きな業績の1つと受け止められている。

ロシアでのW杯と22年に中東カタールで開かれる大会の開催地選考をめぐっては不正疑惑がくすぶり続けており、FIFAのブラッター会長はロシア開催を阻止する圧力にさらされていたとの指摘もある。

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