事故死のフェルナンデス投手、遺体から麻薬とアルコール検出
(CNN) 米フロリダ州マイアミ沖で先月、乗っていたボートが転覆して死亡した大リーグ、マイアミ・マーリンズのホセ・フェルナンデス投手(当時24)の検視結果が29日に報告され、遺体からコカインやアルコールが検出されたことが分かった。
フェルナンデス投手は頭部と胴体を打ち、頭とあごの骨を折って死亡しているのが見つかった。同乗していた友人2人の遺体も発見された。
検視報告によると、検出されたアルコールの血中濃度は0.147%と、同州で飲酒運転の判定に使われる0.08%の基準値を大幅に超えていた。
友人2人の遺体からは基準レベル未満のアルコール、うち1人からはコカインも検出された。
転覆したのはフェルナンデス投手が所有するボートだが、だれが操縦していたのかは今のところ明らかでない。
当局は過失致死の可能性も視野に入れて捜査を進めている。