ジャマイカ陸上、北京の金メダル剥奪 ボルトの成績にも影響
カーター選手はジャマイカのリレーチームの主力メンバーとして、2012年のロンドン五輪でも金メダルを獲得しているほか、世界陸上でも3回、優勝している。
だが昨年6月にドーピング検査で陽性だったと一部で報じられて以降、競技からは遠ざかっていた。
昨年夏、カーター選手の薬物使用疑惑について問われたボルト選手は、もし金メダルを返上することになれば「とてもつらい」だろうが、受け入れるつもりだと述べていた。
またIOCは、北京五輪の陸上女子3段跳びと走り幅跳びでそれぞれ銀メダルを獲得したロシアのタチアナ・レベデワ選手(40)もドーピング陽性で失格処分とすると発表した。