セリーナ・ウィリアムズが優勝、姉妹対決制す テニス全豪
メルボルン(CNN) テニスの全豪オープンは28日、同国メルボルンで女子シングルス決勝があり、セリーナ・ウィリアムズ(米、35)が姉のビーナス・ウィリアムズ(同、36)を6―4、6-4で破り、7度目の優勝を果たした。
セリーナはこれで4大大会の通算優勝回数が計23回となり、並んでいたシュテフィ・グラフ(ドイツ)を抜いて2位となった。今後はマーガレット・コート(オーストラリア)の24勝の最多記録の更新を狙うが、今年内に達成する可能性も出て来た。
また、今回の優勝で世界ランキング1位への復帰も決まった。
一方、ビーナスは試合後、観衆に向かって「セリーナの勝利は常に私の勝利でもあった」と妹をたたえた。ビーナスは4大大会がオープン化された以降、全豪オープンの女子シングルス決勝に進出する最年長者の選手となっていた。
ウィリアムズ姉妹の直接対決の通算成績は、セリーナの17勝11敗で、4大大会決勝では7勝2敗となった。