北朝鮮 平昌五輪に参加へ、5種目で22人 IOCが承認
(CNN) 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は20日、平昌(ピョンチャン)五輪への北朝鮮の参加を正式に発表した。
スイスのローザンヌで同日、南北朝鮮の代表者と会談した後で記者団に語った。
バッハ氏によると、北朝鮮の選手22人が3競技5種目に出場する。9日の開会式では南北の選手団が「統一旗」を掲げて合同で入場行進する。同氏は「南北朝鮮のすべての人々だけでなく全世界にとって大変感慨深い瞬間になるだろう」と述べた。
バッハ氏はまた、アイスホッケー女子で五輪史上初の南北合同チームが結成されることも確認した。
北朝鮮からの選手団は男子7人、女子15人で構成され、コーチ24人と報道機関の代表者21人が同行する。
アイスホッケー女子では韓国代表の23人に北朝鮮から12人の選手が合流する。各試合に出場できる選手22人のうち、3人は北朝鮮の選手になるよう、韓国の監督がチームを編成するという。
このほかフィギュアスケートで昨年9月に出場権を獲得していたリョム・テオク、キム・ジュシク両選手のペア、スピードスケート・ショートトラックで男子2人、スキーのクロスカントリーとアルペンでそれぞれ男子2人、女子1人の選手が参加する。