ベルギーがイングランド下し首位通過、チュニジアはパナマに勝利
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は28日、グループGの1次リーグ最終戦2試合が行われ、ベルギーがイングランドに、チュニジアがパナマにそれぞれ勝利した。試合前からベルギーとイングランドの決勝トーナメント進出は確定していたが、この結果を受けベルギーの1位通過が決まった。
イングランド対ベルギーは両チーム無得点で迎えた後半6分、ベルギーのアタッカー、ヤヌザイがペナルティーエリア内での見事な技巧で相手DFをかわし、左足を振りぬく。これが絶妙なコースへ決まってベルギーがリードする。
イングランドも前線でのパス交換からFWのラッシュフォードがキーパーと1対1になるビッグチャンスをつかむが、シュートはGKクルトワがわずかに指先で触り、枠を外れた。
試合はこのままのスコアで終了。1位通過を決めたベルギーは決勝トーナメント1回戦でグループH2位の日本と、2位通過のイングランドは同1位のコロンビアとそれぞれ対戦する。
グループGのもうひと試合は、パナマが前半33分のチュニジアのオウンゴールで先制。前半を1-0で折り返すも、後半はチュニジアがベンユセフとハズリのゴールで逆転した。
試合は1-2で終了し、1次リーグで連敗していたチュニジアは最終戦で勝ち点3を獲得。一方W杯初出場のパナマは3連敗で大会を去ることになった。