ブラジルとスイスが16強へ、セルビアとコスタリカは敗退

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先制ゴールのパウリーニョ(背番号15)を祝福するブラジル代表のメンバー

先制ゴールのパウリーニョ(背番号15)を祝福するブラジル代表のメンバー

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は27日、グループEの1次リーグ最終戦が行われ、ブラジルとスイスがそれぞれセルビアとコスタリカを下して決勝トーナメント進出を果たした。

W杯5回の優勝を誇るブラジルは、セルビアを相手に持ち前の創造性と決定力をいかんなく発揮。引き分けでも1次リーグ突破が決まる状況ながら、前半に縦パス1本からパウリーニョ、後半にコーナーキックからチアゴシウバがそれぞれ決めて2-0の勝利を収めた。

カウンター攻撃に活路を見出すセルビアは時おりブラジルゴールを脅かすもののフィニッシュに精度を欠いた。GKのストイコビッチが相手のエース、ネイマールのシュートを好セーブで防ぐなど見せ場を作る一方で、守備陣のミスから失点。勝ち点を上積みできず、1次リーグ敗退となった。

もうひと試合は、スイスがすでに敗退の決まっているコスタリカと対戦。立ち上がりは失うもののないコスタリカが押し込み、引き分けでも16強進出の可能なスイスがGKゾマーの好セーブでしのぐ形が続いた。

それでも先制したのはスイスだった。前半31分、右サイドから上がったクロスを前線のエンボロが頭で落とすと、中央でフリーになったMFのジェマイリがダイレクトシュートを叩き込んだ。

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