フランス対デンマークは大会初のスコアレスドロー ペルーが40年ぶり白星
(CNN) ロシアで開催されているサッカーのワールドカップ(W杯)は26日、グループCの1次リーグ最終戦があり、デンマーク対フランスは0-0の引き分けとなったほか、オーストラリア対ペルーは2-0でペルーが勝利した。ペルーにとってはW杯での40年ぶりの白星。この結果、グループCからはフランスが首位、デンマークが2位で決勝トーナメントに進んだ。
フランス対デンマークは0-0の引き分けで終わった。40近い1次リーグの試合が行われたが、スコアレスで終了したのは、この試合が今大会で初めて。試合前半の内容について、「とてもひどい」と指摘する解説者も出た。
フランスはすでに2勝して決勝トーナメント進出を決めていたほか、デンマークも決勝トーナメント進出に必要な勝ち点は1と引き分けでも十分だった。
グループCのもう一つの試合はペルーがオーストラリアを2-0で下した。ペルーにとっては1978年大会以来の白星となった。
オーストラリアは決勝トーナメント進出には試合に勝つことが必要だった。
しかし、試合はペルーが先制。前半18分にカリジョが豪快なボレーをたたき込んだ。ペルーのW杯での得点は36年ぶりでもあった。
ペルーは後半5分にゲレロのゴールでリードを2点に広げた。オーストラリアはベテランFWのケーヒルを投入するなどゴールを目指したが、得点は奪えなかった。
試合はペルーが2-0で勝利。この結果、ペルーがグループCの3位に入った。オーストラリアは勝ち点1と未勝利でグループ最下位に沈んだ。