U2のボノ、歌唱中に声出なくなる ドイツ公演中止に
(CNN) 世界的な人気を誇るアイルランド出身のロックバンド「U2」のリードボーカルを務めるボノさんが舞台上で声を完全に失う事態に襲われ、同バンドがドイツ・ベルリンで1日夜に実施していた公演が急きょ中止となる混乱があった。
アダム・クレイトンさんなど他のメンバーが署名した声明で発表した。U2ファンのサイトによると、ベルリンのメルセデス・ベンツ・アリーナでの演奏の途中、ボノさんの障害が起き、公演が中止された。
メンバーの声明は公演中止を謝罪し、「何が起きたのか見当が付かない。医療的な助言を得ている」と説明。また、「公演前のボノの体調や声は素晴らしかったし、ベルリンでの第2夜の舞台を楽しみにしていた」としながらも、「数曲の後、彼は声が全く出なくなった」と述べた。
ファンサイトは1日夜の公演の様子をツイッター上で伝え、「ボノはせき払いし、煙のせいだとした。大きな葉巻のような煙だ。声を失い、どうしたら良いのかわからない」などと語ったとした。舞台を去る前、「Beautiful Day」を歌おうとしていたという。
U2は今回、11月10日までの巡演を計画し、次回公演はドイツ・ケルンで9月4日の予定で入場券は完売済みだった。
Get well soon, Bono! @U2 #u2eitour pic.twitter.com/aOXlgTf0FN
— Mercedes-Benz Arena (@MBArenaBerlin) 2018年9月1日