007最新作の悪役にラミ・マレック、出演者発表
(CNN) 人気映画シリーズ「007」の製作者は27日までに、最新作の悪役に映画「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックさんを起用すると発表した。
同シリーズの原作者である作家の故イアン・フレミングが中米ジャマイカに持つ屋敷で催された最新作関連の行事で発表した。フレミングは007シリーズの着想をジャマイカで得たとされ、1962年公開の1作目「007 ドクター・ノオ」は同国が舞台ともなった。
シリーズ25作目となる最新作のタイトルはまだ決まっていないが、製作者によると撮影はジャマイカ、ノルウェー、英国とイタリアで実施する。
主人公のジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグさんが引き続き演じるが、最後のボンド役になる予定。また、共演俳優には前作などと同様、レイフ・ファインズ、ロリー・キニア、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、レア・セドゥやジェフリー・ライトらが含まれる。
また、ダリ・ベンサーラ、ラッシャーナ・リンチ、デービッド・デンシックやアナ・デ・アルマスらの各俳優も新たに出演する。
最新作の筋書きの詳細は不明だが、製作者のバーバラ・ブロッコリ氏は英情報機関の諜報(ちょうほう)員を退いたボンドがジャマイカで引退生活を送っていた場面が物語の出だしになると示唆した。