マラソンの距離長すぎた、主催者が謝罪 北アイルランド
(CNN) 英領北アイルランドで5日に行われたマラソン大会で、先導車がコースを外れ、ゴールまでの距離が42.195キロを超えるハプニングがあった。主催者は距離超過を認めて謝罪した。
このマラソンは北アイルランドの中心都市ベルファストで行われたもので、1万8000人あまりが参加していた。
大会組織員会の責任者は声明で、公式コースに約460メートルが加わっていたと説明。先導車がコースを外れる人的な過失があったとして、参加者全員に謝罪するとともに、再発防止を約束した。
多くのランナーは最初、腕時計の測定距離を見て食い違いに気付いた。ソーシャルメディアへの投稿では、全地球測位システム(GPS)での測定値が予想より800メートル長かったとの報告もある。
ベルファストのマラソン大会は今年で38年目。今回はコースを変更しており、主催者は「起伏の少ない高速コース」「初マラソンの人や個人ベストを目指す人に最適」と銘打っていた。
主催者は5日夕、正しい距離を反映させるべく参加者のタイムを調整していることを明らかにした。