音楽ビデオに銃撃シーン マドンナ、新シングルで銃規制強化訴え

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マドンナが新曲のミュージックビデオを通じ、銃規制の強化を訴えている/ID/Madonna

マドンナが新曲のミュージックビデオを通じ、銃規制の強化を訴えている/ID/Madonna

(CNN) 米歌手マドンナが、銃暴力に反対する強烈なメッセージを込めた新シングル「ゴッド・コントロール」をリリースした。音楽ビデオに銃乱射事件の再現映像を織り込み、「目を覚まそう」と訴えている。

音楽ビデオは視聴者に対する警告の言葉で始まる。続いてダンスフロアにいた人たちがアサルト銃で銃撃され、次々に倒れる場面。犠牲者にはマドンナも含まれる。この映像は、ナイトクラブの銃乱射で49人が犠牲になった2016年の事件を思い起こさせる。

マドンナはCNNの取材に応えてこう語った。「これは人が発砲する時に起きること。銃は人を殺す」「銃弾があなたの身体を突き抜け、床に倒し、あなたの命を奪う。あなたは血を流して死ぬ。これが現実」

ビデオの中のマドンナは、タイプライターを使って歌詞を入力している。

「誰もが真実を知っている。私たちの国がうそをついた」「私たちは尊厳を失った。いつ私たちは目覚めるのか。私たちに何ができるのか」

  
      

マドンナは6人の子の母親として、世界の子どもたちに対する責任を感じると話し、「人が集まる場所や、礼拝の場や、学校が狙われるのは本当に恐ろしい」「誰も安全ではいられない」と訴える。

米国では銃の安全や銃規制が大きな問題になっているにもかかわらず、適切な対策が講じられていないとマドンナは指摘。もっと多くの人が行動を起こし、投票を通じて法改正を実現させるよう訴えている。

音楽ビデオは最後の場面で、銃の安全対策を求める組織的戦いを支援するよう呼びかけるメッセージと、銃暴力の犠牲になった人数が現れる。

「誰も安全ではない」「今こそ銃規制を」

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