「スター・ウォーズ」新作が好調なスタート、初週の興収は192億円
ニューヨーク(CNN Business) 人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スカイウォーカーの夜明け」の北米公開初週の興行収入は推計で1億7600万ドル(約192億円)に上ったことがわかった。
スカイウォーカーの夜明けは、スター・ウォーズのシリーズ作品としては9作目となる。今回の興収は、2019年の公開初週の成績としては全体の3位に入った。
公開初週の成績としては素晴らしい数字だが、前2作は下回った。2015年公開の「フォースの覚醒」の興収は2億4800万ドル、2017年公開の「最後のジェダイ」の興収は2億2000万ドルだった。
業界の予測では、スカイウォーカーの夜明けの公開初週の興収は1億7500万ドル。ディズニーはより控えめな約1億6000万ドルを予測していた。
スカイウォーカーの夜明けでは、デイジー・リドリー演じる主人公の「レイ」と、アダム・ドライバー演じる「カイロ・レン」との戦いに決着がつくほか、スカイウォーカー一家をめぐる物語にも終止符がうたれる。
スカイウォーカーの夜明けは、映画評論サイト「ロッテン・トマト」では評価が分かれた。同サイトでの満足度は58%と、フォースの覚醒の93%、最後のジェダイの91%からは大きく数字を落とした。ディズニーによるスター・ウォーズ作品としては、唯一評価が「A」に達しなかった。
調査会社コムスコアのシニアメディアアナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏は、こうした評価が公開初週の成績に影響を与えた可能性があるとの見方を示した。