東京マラソン、一般枠の参加取りやめ 新型ウイルスの影響で

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2019年東京マラソンで走る参加者たち=2019年3月3日/BEHROUZ MEHRI/AFP/AFP via Getty Images

2019年東京マラソンで走る参加者たち=2019年3月3日/BEHROUZ MEHRI/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 3月1日の東京マラソンを主催する財団は17日、新型コロナウイルス感染の拡大を受け、今回は一般ランナーの参加枠を取りやめると発表した。

東京マラソンは世界最大級の大会として知られ、昨年は3万7000人以上が参加した。

だが今年は、新型コロナウイルスによる感染症の患者が東京都内でも複数見つかっているなかで、多数の一般ランナーが参加する大会の実施は困難との結論に達したという。

当日はエリート部門の大会のみを開催する。参加を予定していた一般ランナーには来年の大会への出場権が与えられるが、今年の参加料は返金されず、来年分を改めて支払う必要がある。

2019年東京マラソンのスタート時の光景/KAZUHIRO NOGI/AFP/AFP via Getty Images
2019年東京マラソンのスタート時の光景/KAZUHIRO NOGI/AFP/AFP via Getty Images

東京では今夏、五輪の開催も予定されている。大会組織委員会は先週、新型ウイルスの影響による中止や延期は検討していないと強調した。

アジアではすでに、4月に予定されていた自動車レース「F1シリーズ」の中国グランプリや、ワールドラグビー「セブンズシリーズ」の香港、シンガポール大会など複数のスポーツ大会が延期を決めている。

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