新型コロナ、サッカー界から支援続々 メッシやロナルドが寄付
(CNN) 新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、サッカー界から支援の動きが出ている。スペインのプロサッカー1部、バルセロナに所属するFWメッシは、バルセロナと母国アルゼンチンの病院に対して計100万ユーロ(約1億2000万円)の寄付を行った。バルセロナの病院が24日確認し、「献身と支援に感謝します」と謝意を伝えた。
スペインは新型コロナウイルスで最も打撃を受けている国のひとつ。国内のプロサッカーリーグもシーズンを無期限で中断している。
ポルトガル代表FWロナルドと代理人のホルヘ・メンデス氏は100万ユーロをリスボンとポルトの病院に寄付した。寄付金は、新型コロナウイルスに対応している病院の集中治療室(ICU)のために使われる。一度に最大20人を治療できるようになるという。
イングランドのマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督も100万ユーロの寄付を行っている。寄付の受け取り先のひとつであるバルセロナ医科大学によれば、新型コロナウイルスに対応している医師のために医療用品や保護具の購入にあてるという。
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのストライカー、レバンドフスキも先週、新型コロナウイルス対策として100万ユーロを寄付していた。