映画チェーン世界大手シネグループ、欧米で営業再開へ

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リーガル・シネマズを傘下に持つシネワールド・グループが7月に全映画館を再開すると発表/Kristoffer Tripplaar/SIPA/AP

リーガル・シネマズを傘下に持つシネワールド・グループが7月に全映画館を再開すると発表/Kristoffer Tripplaar/SIPA/AP

ロンドン(CNN Business) 米国や欧州で映画館再開の動きが出ている。英シネワールド・グループは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて閉鎖していた映画館を来週以降再開すると明らかにした。

シネワールドによれば、米国や英国、ポーランド、チェコなどの傘下の映画館は7月10日までに全館で営業を再開する見通し。「ムーラン」や「ワンダーウーマン1984」、クリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」がスクリーンに登場する。

シネワールドはスクリーン数で世界2位の映画チェーン大手。世界各国で社会的距離の確保や飲食店の営業停止といった措置が導入され、3月半ば時点で10カ国の787館をすべて閉鎖していた。

映画チェーン世界最大手のAMCシアターズも7月に世界各国の映画館約1000軒の営業再開を計画している。1~3月期の決算では22億ドルの純損失を明らかにしており、新型コロナウイルスによる映画館の閉鎖が続けば、営業を続ける能力に大きな疑問符が付くとしていた。

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