エディ・ヴァン・ヘイレンさん死去 65歳、がん闘病の末に
(CNN) 人気ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のリードギタリストとして活躍したエディ・ヴァン・ヘイレンさん(本名エドワード・ルドウィック・ヴァン・ヘイレン)が6日、死去した。65歳だった。息子がツイッターへの投稿で明らかにした。
息子によると、ヴァン・ヘイレンさんは「がんとの長く困難な闘病」を続けていた。
ヴァン・ヘイレンさんは、兄のアレックスさんと共に10代の時から活動を始め、デイヴィッド・リー・ロスさんと出会った後にヴァン・ヘイレンを結成。同バンドは40年以上にわたって十数枚のアルバムをリリースした。
ヴァン・ヘイレンさんの天才的なギターのおかげで、同バンドは激動の40年を切り抜けて「炎の導火線」「パナマ」「ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ」などのヒット曲を生み出し、「ジャンプ」は1984年の全米シングルチャート1位を記録した。
この間にリードシンガーはデイヴィッド・リー・ロスからサミー・ヘイガー、ゲイリー・シェローンへと変わり、再びヘイガー、ロスへと目まぐるしく変わった。
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」に収録された1983年の大ヒット曲「今夜はビート・イット」は、ヴァン・ヘイレンさんがギターを担当したことで有名だ。
2017年のCNNのインタビューの中でヴァン・ヘイレンさんは、「僕の人生は音楽が全てだった」と語っていた。
ロックバンド、キッスのジーン・シモンズさんはツイッターへの投稿で、「エディはギターの神だっただけでなく、心の底から純粋に美しかった」とヴァン・ヘイレンさんをしのんだ。