ウッズさん、事故直後に「運転の記憶なし」と話す 現場で当局者に

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当局はウッズさんの車に搭載されていたブラックボックスなどのデータを調べている/David McNew/Getty Images

当局はウッズさんの車に搭載されていたブラックボックスなどのデータを調べている/David McNew/Getty Images

(CNN) 米ロサンゼルス近郊で自動車事故を起こして重傷を負ったプロゴルファーのタイガー・ウッズさんが事故直後、保安当局者らに質問され、運転していた記憶さえないと話していたことが分かった。

CNNが入手したロサンゼルス郡当局の宣誓供述書によると、ウッズさんは事故の後、当局者らが到着する前に意識を取り戻し、顔から血を流した状態で運転席に座っていた。

事故が起きた時の状況を尋ねると分からないと答え、運転したことも覚えていないと話した。搬送先の病院でも事故の状況を聞かれ、同じ答えを繰り返したという。

事故の捜査担当者が、事故の音を聞いて駆け付けた人物の話として供述したところによると、この時点でウッズさんはまだ意識がなく、呼び掛けても反応がなかったという。

現場に出動した救急隊員は、ウッズさんが薬物やアルコールの影響下にある様子はみられなかったと話している。

ウッズさんが運転していたのは、前週末に主催したゴルフトーナメントのスポンサーから提供されたスポーツ用多目的車(SUV)だった。

郡当局は、車に搭載されていたブラックボックスなどのデータを調べている。ブレーキやアクセルの記録など、事故原因の手掛かりとなる情報が見つかる可能性もある。

当局者らは今のところ「単なる事故」で、事件性はないとの見方を示している。

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