米大リーグのレンジャーズ、100%の観客で試合開催へ

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試合前のレンジャーズとロッキーズの選手ら=2020年7月24日、米テキサス州にあるレンジャーズの本拠地、グローブライフ・フィールド/Jeffrey McWhorter/AP/FILE

試合前のレンジャーズとロッキーズの選手ら=2020年7月24日、米テキサス州にあるレンジャーズの本拠地、グローブライフ・フィールド/Jeffrey McWhorter/AP/FILE

(CNN) 米大リーグのテキサス・レンジャーズは10日、4月5日に行われるトロント・ブルージェイズとの開幕戦で、球場の定員である4万518人分の客席を開放して試合を行うと明らかにした。新型コロナウイルスが流行してスタジアムが閉鎖されたが、レンジャーズは観客制限を行わずに再び試合を行う最初の米大手スポーツチームとなりそうだ。

レンジャーズ幹部は声明で、テキサス州知事室から2021年シーズンの開幕戦をグローブライフフィールドの客席をすべて開放する形で実施することについて許可を得られて勇気づけられると述べた。

テキサス州のアボット知事は、州内の事業について10日に100%再開し、マスク着用の義務も撤廃する方針を明らかにしていた。一方、医療当局者からは新型コロナウイルス対策の緩和については警告も出ている。

レンジャーズは4月5日以降は、主催試合について社会的距離が保てるよう観客を一部制限する。販売するチケットは需要に応じたものになる見通し。

観客は自分の席で飲食するとき以外はマスクの着用が義務付けられる。

レンジャーズは12億ドルをかけて球場を新設したが、2020年7月24日に行われた初のレギュラーシーズンの試合は無観客だった。

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