「本物」のライトセーバー? ディズニーが動画で披露
ニューヨーク(CNN Business) 米ウォルト・ディズニーが、人気SF映画「スター・ウォーズ」に登場するライトセーバーの「本物」を制作したらしい。
ディズニー・パークス事業部は、「スター・ウォーズの日」として知られる5月4日に合わせて、ライトセーバー実演の短編動画を公開した。5月4日(May the 4th)は「May the force be with you(フォースが共にありますように)」という映画の中のセリフに引っかけてそう呼ばれる。
動画では、映画の登場人物レイに扮した役者がライトセーバーのスイッチを入れると、映画さながらに光の刃が現れる。視覚効果でもカメラの仕掛けでもない、正真正銘のライトセーバーだった。
当然ながら、父が息子の手を切り落とすこともできるようなレーザー刀をディズニーが実際に制作したわけではない。ディズニーのテーマパークや小道具、ホテルなどを手掛けた制作陣が、鍔(つば)から光の刃が伸びる本物のようなライトセーバーをつくり出した。
今のところ、このセーバーを発売する予定はない。ただ、2022年に開業予定のディズニー公式ホテル「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」で実演が披露される予定だという。
ディズニー・パークスは4日のブログで同ホテルについてこう記している。「目の前で作動するライトセーバーは、あなたが到着した瞬間から出発する瞬間までスター・ウォーズの物語の中に飛び込む数えきれない手段の一つにすぎません。そこではあなたの決断や行動、さらには何気ない会話でさえも、あなた個人の旅がどう展開するかを決めるのです」