米国人学生2人、イタリアでの警官殺害で有罪評決 無期刑言い渡し

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ゲイブリエル・ナターレ・ヨース被告(左)とフィネガン・リー・エルダー被告(右)=4月26日、イタリア・ローマ/REMO CASILLI/POOL/AFP/Getty Images

ゲイブリエル・ナターレ・ヨース被告(左)とフィネガン・リー・エルダー被告(右)=4月26日、イタリア・ローマ/REMO CASILLI/POOL/AFP/Getty Images

(CNN) イタリア・ローマの裁判所の陪審団は5日、麻薬取引の失敗に関連してイタリア人警官1人を殺害した罪で米国人学生2人に有罪の評決を下した。2人には無期刑が言い渡された。

フィネガン・リー・エルダー被告(21)とゲイブリエル・ナターレ・ヨース被告(20)は2019年7月に警官のマリオ・チェルチェロ・レガ氏を刺殺したとして起訴されていた。

検察は事件の状況を考えると、イタリア法の最高刑を被告2人に科すべきだと主張していた。イタリアに死刑はない。

レガ氏の妻、ロザ・マリア・エジリオさんは判決を受け、裁判官や弁護士、支援者に感謝の言葉を述べた。

エルダー被告の弁護士は、無期刑の求刑について、捜査の過程での「異常性」を考慮していないと主張。事実を実際に展開したのとは違う形で描き出していると述べていた。

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