オーストラリア選手団、帰国の便で「容認できない」行為
(CNN) 東京オリンピック(五輪)に出場したオーストラリアの選手団が、帰国途中の旅客機内で飲みすぎたり大声で騒いだりしたとして批判の的になっている。
オーストラリア選手団のイアン・チェスターマン団長は4日、記者団に対し、チームメンバーの「容認できない」行為について日本航空から報告を受けたと語った。
選手たちは「機内ですべきことをしてほしいと求められても応じなかった」とチェスターマン団長は説明、「少なくとも1人はトイレの中で気分が悪くなり、そのトイレは以後、到着するまで使用不能になった」と付け加えた。
CNNは日本航空にコメントを求めている。
チェスターマン団長によると、選手たちの機内での行為についてはオーストラリアのサッカー協会とラグビー協会が正式調査を開始した。調査が完了した後に処分が行われる可能性もある。
「私は今回の行為に深く失望している。明らかに容認できる行為ではなく、このチームの基準を満たしていない」とチェスターマン団長は述べ、「これは誇り高きチームであり、非常に困難な準備をして輝かしい実績を収めた。大多数は競技場の中と外の両方で素晴らしい行動をしていた」と言い添えた。
その上で、一部の選手は判断を誤ったが、今後はもっといい判断をしてくれることを望むとコメントしている。
オーストラリアのメダル獲得数は4日現在、金15個、銀4個、銅17個の計36個で4位につけている。