仏PSGの女子サッカー選手、同僚襲撃に関与した疑いで身柄拘束
(CNN) フランスのサッカークラブ、パリ・サンジェルマン(PSG)は10日、女子チームに在籍する同国代表MFアミナタ・ディアロ選手がチームメート襲撃に関与した疑いで身柄を拘束されたと明らかにした。
PSGの声明によると、ディアロ選手はこの日午前、地元警察によって拘束された。警察は4日夕に発生した同クラブ選手の襲撃事件を受けて手続きを開始しており、拘束はその一環だという。
PSGは「可能な限り強い言葉で暴力を非難する」と表明。女子チーム全員の健康と福祉、身の安全を確保するため4日夕から手を尽くしていると述べた。
PSGは現在、地元警察と協力して事実関係の解明に当たっている。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、事件ではキーラ・アムラウィ選手が車から引きずり出され、両脚を金属の棒で殴打された。重い打撲を負ったものの、脚の骨折は免れたという。
ディアロ選手は9日の欧州女子チャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦で、PSGの選手として初出場を果たしていた。
CNNはディアロ選手やアムラウィ選手、検察にコメントを求めている。