ジョコビッチ選手、オーストラリア入国できず 政府がビザ取り消し
ABFは、ジョコビッチ選手が入国に必要な証拠を提示できなかったことを理由にビザが取り消されたことを確認。「オーストラリア国境警備局は引き続き、入国者に我が国の法と入国要件順守を徹底させる」「入国時に有効なビザを持たない、あるいはビザを取り消された非市民は拘束され、オーストラリアから排除する」との声明を発表した。
オーストラリア政府の発表前、ジョコビッチ選手の父親はセルビアのラジオ局に対し、ビザ申請をめぐる混乱を受けて息子がオーストラリア当局によって「監禁」されていると語った。
ジョコビッチ選手は誰も入室できない部屋に入れられて、部屋の前には2人の警官がいると父親は説明。「何が起きているのか分からない。息子が5時間も監禁されている」と訴えた。
ジョコビッチ選手のコーチ、ゴラン・イバニセビッチ氏は5日、メルボルン空港で撮影したと思われる写真をSNSに投稿した。