ジョコビッチ、テニス全豪オープン出場へ ワクチン義務は医学的に免除
(CNN) テニスの4大大会・全豪オープンを9度制覇しているノバク・ジョコビッチ(セルビア)が今年の大会にも出場する見込みとなった。新型コロナワクチンの接種義務に関して「医学的な免除」を認められたという。
これまでジョコビッチが同大会に出場するのかどうかについては不透明な状況が続いていた。選手らには出場に当たり、ワクチン接種を済ませるか、もしくは独立した専門機関が医学的な見地から接種の免除を認める必要があるとの条件が告げられていた。
ジョコビッチは自身のワクチン接種の有無を公表していない。
しかし全豪オープンの運営側は4日に声明を出し、ジョコビッチが医学的免除の対象となり出場する見通しになったと発表。免除は厳しい検証プロセスを経たうえで認められたもので、医学の専門家からなる別個の2グループがこれに関与したという。
同日にはジョコビッチも、空港にいる自らの画像をインスタグラムに投稿。新年のあいさつのほか、免除を認められて豪州入りするとのメッセージを寄せた。
全豪オープンの大会責任者を務めるクレイグ・タイリー氏は医学的な免除の申請について、公正かつ独立した手続きによって審査されると説明していた。大会がすべての人にとって安全で楽しいものになるのを念頭に置いた措置だという。
今年の全豪オープンは今月17日から30日までの日程で開催される。