エミネム、ハーフタイムショーで片膝つく 米NFL
(CNN) 米プロフットボールNFLの年間王者を決める試合「スーパーボウル」が13日に行われ、試合の途中で行われるハーフタイムショーでエミネムが片ひざをつくパフォーマンスを見せる出来事があった。
片ひざをつく姿勢は、米国の人種的不公平に抗議する意味で行われることが多い。
サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)のQBコリン・キャパニックが2016年にプレシーズンの試合で国歌の最中に抗議の意味で片ひざをついて激しい批判を浴びた。
それ以来、NFLだけでなく、他のスポーツでも片ひざをつく行為には厳しい視線が注がれている。
エミネムは以前にもキャパニックを支持する姿勢を示したことがある。エミネムは17年、BETヒップホップ・アワードで、フリースタイルのパフォーマンスを披露し、その中でトランプ大統領(当時)を批判し、キャパニックを支持する姿勢を見せていた。
今年のハーフタイムショーにはエミネムのほかに、ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグ、メアリー・J・ブライジ、ケンドリック・ラマーが登場した。