ロシアとベラルーシの選手、北京パラへの参加認めず IPCが方針転換

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北京の施設でパラアイスホッケーの練習をするロシア出身の選手たち/Carmen Mandato/Getty Images

北京の施設でパラアイスホッケーの練習をするロシア出身の選手たち/Carmen Mandato/Getty Images

(CNN) 国際パラリンピック委員会(IPC)は3日、ロシアとベラルーシの選手について、北京で行われる冬季パラリンピックへの参加を認めないと明らかにした。冬季パラリンピックは4日に開幕する。

IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は声明で、スポーツと政治は区別すべきだと考えているとしながらも、ロシアによるウクライナ侵攻が大会に影響を及ぼし始めていると指摘した。

パーソンズ氏は、緊張が高まるなかで選手村の状況が維持不能な状況になりつつあるとして、安全と治安の問題にも言及した。

パーソンズ氏によれば、複数の国のパラリンピック委員会から出場見合わせの警告を受けたという。パーソンズ氏は、もしロシアとベラルーシの選手が大会参加を許されれば、複数の国々が出場を辞退する可能性が高く、大会が実現しなくなる恐れがあるとの見通しを示した。

IPCは前日にロシアとベラルーシの選手について中立的な立場から出場を認めるとの発表をしたばかりだった。パーソンズ氏によれば、今回の決定によって、両国の83人の選手に影響が出る。

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