ノーベル賞受賞のロシア人ジャーナリスト、メダルを競売に 難民支援に寄付
1993年にノーバヤ・ガゼータの創刊に参加し、95年から編集長を務めてきた。同紙は当初からロシア政府に批判的な立場を取り、汚職の実態や軍の活動を伝えてきた。
ロシア当局はウクライナ侵攻にともない、報道機関の締め付けを強めている。議会では今月、軍を批判したり対ロ制裁を呼び掛けたりする「偽情報」が非合法化された。これを受けて一部の報道機関が閉鎖に追い込まれたり、ジャーナリストらが国外へ脱出したりしている。
ノーバヤ・ガゼータは今月初め、当局の取り締まりを受けて、ウクライナ侵攻の記事をサイトから削除したと発表していた。