集団ダンスの「ハーレム・シェイク」、楽曲リリースから10周年
(CNN) 2013年にインターネットを通して大流行した集団ダンス「ハーレム・シェイク」。プロデューサーでDJのバウアーことハリー・ロドリゲス氏が同名の楽曲をリリースしてから、22日でちょうど10年が過ぎた。
ロドリゲス氏は12年5月22日、1980年代にニューヨーク・ハーレムで生まれたダンス・スタイルの名前に由来する楽曲「ハーレム・シェイク」を発売。13年初めにオーストラリアのグループが、この歌に合わせて踊る動画を公開した。
集団の中で1人だけが腰を振るなどの動作を始める。15秒後、最初は無関心な様子だった周囲の人々が一斉に踊り出すという構成だ。
これがネット上で大流行し、米プロバスケットボールNBAのチーム、マイアミ・ヒートや英イングリッシュ・ナショナル・バレエ団、ノルウェー軍の部隊などが次々と挑戦。米国のロック・デュオ、マット・アンド・キムは総勢3344人を集めた史上最大規模の「ハーレム・シェイク」でギネス記録を樹立した。
ロドリゲス氏は22日、インスタグラムに「ハーレム・シェイクはきょうで10歳。なんとシンプルな時代だったことか」と書き込んだ。
動画が登場した時は「自分の手に負えない気がして嫌だった」と明かしつつ、「10年後の今振り返ると、あれで人々が集まり、楽しい気分になったことが分かる。私の音楽に望める最高の成果だ」と振り返った。