前回王者フランス、モロッコを下し決勝進出 カタールW杯
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は14日、準決勝が行われ、前回王者のフランスが今大会躍進を遂げたモロッコを2―0で下した。
試合はフランスのエルナンデスが前半5分にアクロバティックなゴールを決め、交代で入ったコロムアニが遅い時間帯にこぼれ球を押し込んで追加点を挙げた。フランスは前回ロシア大会での優勝からわずか4年で再びW杯決勝に駒を進めた。
ただ、アフリカ勢として初めて準決勝の舞台に到達したモロッコは、コロムアニのゴールで試合が決まるまでフランスを追い詰めており、頭を高く上げて帰国の途に就くことができそうだ。
フランスに得点を許したモロッコの選手ら/Dylan Martinez/Reuters
W杯で前回王者が決勝進出を果たすのは20年ぶり。決勝では、メッシを擁するアルゼンチンが連覇を狙うフランスを迎え撃つ。