C・ロナルドがSNS投稿、ポルトガルを優勝に導く夢は「終わった」

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10日のモロッコ戦に敗れた後、両手で顔を覆うクリスティアノ・ロナルド選手/Patrick Smith/FIFA/Getty Images

10日のモロッコ戦に敗れた後、両手で顔を覆うクリスティアノ・ロナルド選手/Patrick Smith/FIFA/Getty Images

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の準々決勝で敗退したポルトガル代表のFWクリスティアノ・ロナルド選手(37)が11日、インスタグラムへの投稿で、W杯で母国を優勝に導く夢は終わったと述べた。

ロナルド選手は10日のモロッコ戦に敗れた後、涙を流しながらピッチを去った。一夜明けた投稿では、これまで多くの国際的なタイトルを勝ち取ってきたが「母国の名前を世界の頂点に置くことが最大の夢だった」と述べた。

続いて「その夢のためにたくさん戦ってきた。過去16年間に出場した5回のW杯で、常に素晴らしい選手たちと肩を並べ、何百万人もの国民に支えられて、全力を尽くした。ピッチにすべてをささげてきた。戦いから絶対に顔をそむけず、夢を決してあきらめずに」と振り返った。

さらに「残念ながら、その夢は昨日終わった」と書き込み、さまざまなうわさもあることを認めつつ「ポルトガルに尽くす気持ちが一秒たりとも変わったことはない」と強調。「今はこれ以上、多くは語らない。ありがとう、ポルトガル。ありがとう、カタール。夢は続いている限り、美しかった。今は時の流れに答えを任せて、だれもがそれぞれの結果を受け止めるのを待とう」と締めくくった。

同選手はこれまでW杯の計22試合に出場し、合計8得点を挙げた。今大会の1点で、史上初の5大会連続得点を果たしていた。

今回が最後のW杯出場だったとみられるが、サントス監督の采配で決勝トーナメントの2試合ともベンチスタートとなった。開幕直後には、所属していたイングランド・プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッドとの契約解除が発表されていた。

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