モロッコのハキミ選手にレイプ容疑、仏検察が捜査に着手 情報筋
(CNN) フランス司法当局がモロッコ人サッカー選手、アクラフ・ハキミ選手(24)に対するレイプ容疑の捜査に着手したことが分かった。捜査状況に詳しい情報筋が2月28日、CNNに確認した。
パリ郊外ナンテールの検察が捜査を主導しているという。
スペイン生まれのハキミ選手は仏パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するディフェンダーで、モロッコ代表でもプレーする。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会ではモロッコを準決勝に導くPKを決めた。
ナンテール検察は進行中の捜査へのコメントは控えるとしている。
CNNはハキミ選手とPSGにコメントを求めている。
世界最高のDFの一人と目されるハキミ選手は2021年、伊インテル・ミラノからPSGに加入した。
2月27日にパリで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式では、クラブと代表での昨年の活躍が評価され、男子ベストイレブンに選出された。