ボールガールの頭をボールが直撃、加藤・スーチャディ組失格 全仏オープンテニス

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加藤未唯(右)、アルディラ・スーチャディ組は4日の女子ダブルス3回戦で失格となった/Rob Prange/AFP7/Zuma Press

加藤未唯(右)、アルディラ・スーチャディ組は4日の女子ダブルス3回戦で失格となった/Rob Prange/AFP7/Zuma Press

(CNN) テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦で4日、ボールガールの頭にボールが当たるハプニングがあり、加藤未唯(日本)、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格になった。

加藤、スーチャディ組はサラ・ソリベストルモ(スペイン)、マリエ・ブズコバ(チェコ)組と対戦して第1セットを落とし、第2セットは3―1でリードしていた。

ユーロスポーツの報道によると、加藤がコートの奥へ向かって何気なく打ち返したボールがボールガールの頭を直撃。加藤に故意はなかったと思われるが、コート奥に立っていたボールガールは涙を流し、見るからに震えていた。

主審が規則違反を宣言した後、大会スーパーバイザーと大会審判がコート上に現れて選手らと協議。その結果、加藤、スーチャディ組は失格となった。

観客席からはブーイングが巻き起こり、スーチャディは加藤をなぐさめていた。

テニスジャーナリストのベン・ローテンバーグさんは、「残酷な判定だ、ボールを怒りにまかせて打ったりしたわけではない。ただ、相手チームがサーブする番だったので、試合の流れを維持するためにボールガールの方へ打っただけだった。ボールガールは手一杯で反応が遅れた」とツイートしている。

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