28年ロス五輪、野球やフラッグフットボールなど5競技が追加候補に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「アメリカン・フラッグフットボールリーグ」の試合の様子=19年6月、ニュージャージー州/Adam Hunger

「アメリカン・フラッグフットボールリーグ」の試合の様子=19年6月、ニュージャージー州/Adam Hunger

(CNN) 2028年ロサンゼルス五輪で追加される競技の候補として、フラッグフットボールと野球・ソフトボール、クリケット、ラクロス、スカッシュが選ばれたことが分かった。

大会組織委員会(LA28)の提案を、国際オリンピック委員会(IOC)理事会が検討したうえで、16日にインド西部ムンバイで開催される総会に送り、採決にかける。

LA28のワッサーマン委員長は「全米、世界各地の裏庭や校庭、コミュニティーセンター、スタジアムや公園でプレーされている競技だ」と述べ、「新たな選手と多様なファン層を誘い込み、デジタル空間での五輪の存在感を拡大して、比類ない経験を提供するというLA28の使命をさらに増幅させるだろう」と期待を示した。

総会で承認されれば、フラッグフットボールとスカッシュは五輪で初の採用となる。

クリケットは1900年のパリ大会、ラクロスは04年の米セントルイス大会と08年のロンドン大会で実施された。両競技とも、国際連盟がLA28の提案に歓喜する声明を出した。

野球は92年バルセロナ大会で追加され、96年の米アトランタ大会でソフトボールも加わったものの、2008年の北京大会後にいずれも除外された。21年開催の東京大会で復活したが、来年のパリ大会では実施されない。

LA28は報道発表の中で、各競技が大会への良い影響を生み出す力を検討し、会場の再利用という方針に沿って競技を選んだと説明している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]