米、イスラエルに対する防空や軍需物資の支援強化
(CNN) 米国が、防空や軍需物資を含むイスラエルに対する支援を強化していることがわかった。国防当局高官が9日、明らかにした。
当局者は、イスラエルの防空のニーズに関する継続的な協議が行われているとしたが、現時点でそれが何なのかについては明言しなかった。CNNはこれより前、イスラエルが防空システム「アイアンドーム」向けの迎撃ミサイルの追加を求めていると報じていた。
当局者によれば、米国防総省は「そうでなければ通常の移動とみなされていた可能性のある軍装備品の保留中のイスラエルの発注について、迅速に出荷するよう米産業界と連絡を取っている」という。
当局者によれば、中央軍を含む国防総省全体で協力し、米国の在庫の中でイスラエルに迅速に提供可能な軍需物資やその他の装備について評価を行っている。これらは全て既存の権限と予算の範囲内で行われているという。
当局者は、政権が現在はイスラエルへの支援を継続するために必要な人的・物的資源や権限、資金を有しているとした上で、危機や不測の事態に対応し、支援するため、適切な権限と予算を確保できるよう議会と協力していると述べた。
当局者によれば、バイデン政権は、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが紛争に参加し、二つ目の戦線を開くことを選択することについて、強い懸念を抱いている。