スーパーボウルのチケット価格、過去最高に 平均145万円
ニューヨーク(CNN) 来月11日に開催される米プロフットボールの王座決定戦、スーパーボウルのチケット価格が、過去最高額に達している。
チケット販売サイトのティックピックによると、価格は29日の時点で平均9800ドル(約145万円)と、昨年の平均を70%も上回っている
現時点で一番安いチケットでも8188ドルと、昨年同時期の5997ドルより50%以上高くなった。
今年のスーパーボウルでは、カンザスシティー・チーフスとサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)が対戦する。
前回チケット代が過去最高を記録した2020年も同じ顔合わせで、平均は今年より35%安い6370ドルだった。
ティックピックのゴールドバーグ共同最高経営責任者(CEO)は価格急騰の主な理由として、ラスベガスという開催地の魅力を挙げる。同市では試合に合わせ、1週間にわたってさまざまなイベントが予定されている。
チケット価格は今後、転売業者が直前に安く売りさばく影響などで下がる可能性もある。ティックピックによれば、昨年はその傾向がみられた。
だがゴールドバーグ氏は、20年の例では値下がりしなかったと指摘し、今年も目立った下落は期待できないとの見方を示した。