米俳優カール・ウェザースが死去 映画「ロッキー」で主人公のライバル役
(CNN) 米国のボクシング映画シリーズ「ロッキー」で、主人公のライバル「アポロ・クリード」を演じて人気を博した俳優のカール・ウェザースさんが死去した。76歳だった。本人のマネジャーが明らかにした。
マネジャーによるとウェザースさんは1日、「自宅で安らかに息を引き取った」という。死因は公表されていない。
ウェザースさんの家族はCNNへの声明で、「カールは並外れた人物で、類いまれな人生を生きた」と述懐。映画界などへの貢献と共に、家族や友人からも愛される人柄だったと故人を偲(しの)んだ。
ウェザースさんはルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。元フットボール選手でボクシング経験はなかったが、オーディションで上記のアポロ役を勝ち取り、シルベスター・スタローンさんとシリーズ第4作まで共演した。
アポロのモデルとされるモハメド・アリとは、後に直接会う機会を得ている。