イラクとシリアでの米空爆、B1爆撃機を使用 当局者
(CNN) 米国が2日にイラクとシリアで実施した攻撃で、米空軍のB1爆撃機が使用されたことが分かった。国防総省の当局者がCNNに明らかにした。
B1は長距離重爆撃機で、精密兵器と非精密兵器の両方を配備できる。
米統合参謀本部のダグラス・シムズ作戦部長は2日、記者団に対し、米国を飛び立ったB1の要員は無着陸で現場に到着したと明らかにした。
攻撃の正確性に関して米国は「非常に大きな自信」を持っているとも述べ、B1がそうした評価に寄与したとの考えを示した。
初期情報では、今回の攻撃は狙い通りの目標に正確に命中した。弾薬・兵たん施設に関係する2次爆発も複数発生したという。
シムズ氏は、死傷者が出ることは目標選定の時点で予期していたと説明。「こうした場所を使用する戦闘員がいることは承知している」「施設内の人が死傷する可能性が高いことを念頭に今夜の攻撃を行った」としている。