スプリングスティーン、欧州3都市での公演延期 「声の問題」で
(CNN) 米ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(74)が今後2週間に欧州の3都市で予定していた公演を延期した。
スプリングスティーンはバック演奏のEストリート・バンドとともに、仏マルセイユとチェコのプラハ、イタリアのミラノでの公演を予定していた。
インスタグラムの公式ページによると、25日に声の問題でマルセイユ公演を延期した後、さらに検査と診察を受けた結果、医師らが今後10日間の出演を控えるべきだと判断した。本人は順調に回復中で、まもなく新たな日程を発表するという。
スプリングスティーンは昨年2月、7年ぶりの米国公演でツアーを開始したが、3月と8月に健康上の理由で公演を延期。その後、消化性潰瘍(かいよう)の治療で年内の日程を延期すると発表した。
ロンドンで先週、英作曲家協会が主催するアイバー・ノベロ賞の授賞式に参加した際、かすれ声で受賞スピーチに立ち、前夜に英国内の公演で雨の中ずっと歌い続けたため、声がかれてしまったと話していた。