米副大統領候補者テレビ討論会、4300万人が視聴 4年前より減少

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共和党のJ・D・バンス氏と民主党のティム・ウォルズ氏が参加した副大統領候補によるテレビ討論会は4300万人が視聴した/Victor J. Blue/Bloomberg/Getty Images

共和党のJ・D・バンス氏と民主党のティム・ウォルズ氏が参加した副大統領候補によるテレビ討論会は4300万人が視聴した/Victor J. Blue/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 11月の米大統領選挙に向けて1日に行われた民主党と共和党の副大統領候補者テレビ討論会は、調査会社ニールセンの推計で4300万人以上が視聴した。

副大統領候補者討論会では共和党のJ・D・バンス氏と民主党のティム・ウォルズ氏が対決。CBSが制作した同番組の視聴者は、テレビ放送網15局の合計で約4300万人だった。加えてユーチューブなどインターネットでも放送されているが、視聴者数は分かっていない。

副大統領候補者の討論会は通常、大統領候補者の討論会に比べて視聴者が少ない傾向にある。今年も例外ではなかった。民主党の大統領候補者カマラ・ハリス副大統領と共和党の大統領候補者ドナルド・トランプ前大統領のテレビ討論会は、ニールセンの集計で6700万人あまりが視聴していた。

4年前の2020年大統領選挙では、ハリス氏とマイク・ペンス氏(当時の副大統領)が対決した副大統領候補者テレビ討論会を5700万人が視聴した。08年は、6990万人がジョー・バイデン氏とサラ・ペイリン氏のテレビ討論を視聴。副大統領候補者討論会としては最多の視聴者数を記録した。

テレビ視聴者の動向はここ数年で激変している。それでも1日の副大統領候補者討論会は、24年に米国で放送されたテレビ番組の中で筆頭級の視聴者を集めた。

視聴者は今回の討論会について、比較的礼儀正しく文明的な論調だったとして好意的に受け止めている。

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