ネット利用の環境ランク、首位はスウェーデン 日本20位
ネットの基盤技術を開発し、今回の報告書作成を主導したティモシー・バーナーズリー氏は声明で、ネットは世界の会話の道具になっていると主張。ネットの将来に対する最大の懸念事項については、ネットやネット以外を含めた言論の自由の圧殺が増えていることを挙げた。
また、高い料金が原因で数十億人規模の人々がネットへの接続が出来ないでいるとし、知識修得とネット社会への参加の権利の妨げになっていると指摘。コストは大きく下げられるべきだとも主張した。
報告書はネットへの接続は世界の多数の人々にとってぜいたく品になっている現状があるとしながらも、近代社会への全面参加に必要な道具として人権問題と受け止められる見方が広がる一方となっているとも強調した。