フランス当局も通話やメールの情報収集か 仏紙
対外治安総局が収集した膨大な個人情報の利用は、「合法性の限界領域」にあるかもしくは重要な規制を踏み越えた行動とも主張。DGSEの活動を知っていた政治家も結局はこれを黙認していたと述べた。
同紙はまた、同国議会の情報関連委員会が今年4月に公表した、情報機関間の能力共有などの分野では2008年以来、進展が見られるとした報告書に言及。特に、DGSEが主導する電磁情報分野での改善に触れていた。
バルス仏内相はルモンド紙がDGSEの極秘活動を報じた4日、パリの米大使館で催された米独立記念日関連の祝典に参加し、同盟国に対する盗聴活動を批判する演説を行った。